In Memory Of・・・ Mr.Hiroshi Chiba

故・千葉寛先生追悼コラム &
第4回障害者国体東北・北海道大会レポート

     2004年6月26・27日 於 青森県 青い森アリーナ

 

 

 

「黙祷―。」

去る2004年5月30日、若くしてこの世を去られた故・千葉寛審判員への黙祷で、今大会は幕を開けた。我々が”千葉先生”と呼び慕ったその人は、バスケットボールへの熱い想いを胸に、大手術を乗り越えて一度はコートに戻って来た。しかし、それから約1年。あまりにもはやい旅立ちだった。宮城マックスの練習にも度々足を運んでくださり、実際に笛を吹いて我々を導いてくださった先生のことを、私たちは忘れることができないだろう。

こんなエピソードがある。千葉先生が練習に参加し、実際に笛を吹いてくださったゲーム形式の練習の中で、車椅子バスケのスキルがまだ未熟な筆者はトラベリングの反則を犯してしまったことがあった。練習後、千葉先生に声をかけられた。「あの時のトラベリングの反則ですが、あなたは3回プッシュしてしまったという意識はありましたか?」実際には自分はプレーに夢中になっていて、自分が3プッシュしたことにまったく気づいていなかったのであるが、千葉先生はその様子を見て、あのように声をかけてくださったのではなかったか。単にトラベリングの笛を吹いて終わりではなく、ゲーム中にセルフコントロールをすることがいかに大切かということも合わせて教えてくださったのだという気がする。

 

 

 

 

 

審判団は今大会、故・千葉先生への哀悼の意を表し、左肩に喪章をつけて各試合に臨んだ。

 

 

今回、仙台市チームとして出場した宮城マックスも、先生への恩返しの気持ちを込めて、試合前に千葉先生の遺影を中心に円陣を組んだ。果たして、その思いは天国に通じたのか―。写真とともに今大会の戦いぶりを振り返る。


千葉先生の遺影に健闘を誓う仙台市チーム

 

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